3号業務は高収入?

社会保険労務士の業務には、申請書等の作成・提出手続き代行・事務代理を行う1号業務、帳簿書類の作成を行う2号業務、そして相談・指導を行う3号業務があります。

このうち、社会保険労務士が独占的に行うことを許され、また安定的な収入源となっているのは1号業務および2号業務なのですが、高報酬を稼ぐための鍵となるのは、実は3号業務なのです。

現在国内には3万5,000人以上もの社会保険労務士がいて、しかも毎年1,000人以上のペースが増え続けています。
(登録していない人も含めると、実際にはもっと多くの社会保険労務士が存在します)

そのなかで、自分の存在価値を高めてバリバリ活躍していくためには、他の社会保険労務士と差別化を図っていかなければならないわけですが、1号業務と2号業務を中心に行っていたのでは、それはままなりません。

というのも、1号業務・2号業務ともに書類の作成に関する業務ですから、作成のスピードや丁寧さに若干の違いこそあれ、仕事の内容自体に大きな違いがあるわけではありません。

身も蓋もない言い方をしてしまうと、結局のところ、誰がやっても同じ。
つまり1号業務と2号業務では、他の社会保険労務士と差別化を図ることはできないのです。

それに対して、相談・指導業務(3号業務)には決まった形がありません。

人事制度の構築コンサルティングや労務問題の解決コンサルティングなどが定番かもしれませんが、その他にも、昨今のトレンドを踏まえて、たとえばワークライフバランスの導入支援やメンタルヘルスのサポートといったサービスも考えられます。

ライバルは多い

1号業務や2号業務のように誰でもできる仕事ではありませんので、サービスの価値が認められれば、クライアントもそれに見合った報酬を支払ってくれることでしょう。

「高報酬を稼ぐための鍵となるのは、実は3号業務」と述べた理由はまさにここにあります。

ただし、3号業務は社会保険労務士の独占業務ではありません。
つまり、誰でも行うことができます。

たとえば代表的な競合先となるのは、人事分野に強みを持つ経営コンサルティング会社などです。

高報酬を稼ぐためには積極的な開拓・受注が必要ですが、その一方で、ライバルも多いのが3号業務の特徴です。

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